【中塚アナ報告】「森の芸術祭 晴れの国・岡山」もあと3日 アートは地域に光を当て有終の美を飾れるか
岡山放送
岡山県北で初めて開かれ、11月24日の閉幕まで残り3日となった大型アートイベント、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。地域に光を当て有終の美を飾れるのか。約2ヵ月の軌跡を中塚美緒アナウンサーが取材しました。 (中塚美緒アナウンサー) 「見る・触れる・香る・聞く・味わう。五感に訴えることで、人々の記憶に刻み付けます。岡山県北12の市町村を舞台に9月28日に始まった「森の芸術祭晴れの国・岡山」。アートディレクターを務めるのは、国の内外から多くの観光客をひきつける石川県の金沢21世紀美術館の館長、長谷川祐子さんです。県北の自然や文化とアートの融合を掲げました」 (森の芸術祭 アートディレクター 長谷川祐子さん) 「今のいろんなことが簡単に手に入る。簡単に目的地に行けることと真反対の体験をして、その代わり、たどり着いた場所ではかけがえのない体験ができる」 県北の魅力を引き出すため、12の国や地域から42組のアーティストが参加しました。 ★岡山・奈義町 レアンドロ・エルリッヒ作「まっさかさまの自然」 ★津山市 津山学びの鉄道館 キムスージャ作「息づかい」 ★真庭市 グリーナブル蒜山 川内倫子作「無題」 (中塚美緒アナウンサー) 「作品は岡山や岡山県北の景色が淡い色でうつしだされています。岡山の裸祭り、蒜山の山焼きの様子です」 11月に入って秋が深まる岡山県北。色づきはじめた木々と作品が織りなすその風景は、まさに自然とアートの融合そのものです。 ★津山市 グリーンヒルズ津山 エルネスト・ネト作「スラッグバグ」 アートが光を当てた岡山県北に足を運んだのは、開幕から10月25日までに延べ19万5106人となりました。 (地元から訪れた人は…) 「面白かった。県北はこんなに面白いんだと見直した」 (東京から訪れた人は…) 「作品に触れられるので気持ちいい。自然とアート(の融合)がすごくいい」 (愛知から訪れた人は…) 「楽しかった。人間が作ったものとは思えないこの巨大な造形物にびっくり。どうやって作ったのかなと思った」 アートを使って岡山県北の魅力を引き出す森の芸術祭。 どんなところでどのように魅力を発信しているのか。動画では中塚美緒アナウンサーが閉幕を3日後に控えた「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の津山エリアの会場の一つ、城下スクエアから、現地の様子やアーティストの作品、訪れた人の感想の他、11月中旬に撮影した日中の様子、森の芸術祭ディレクターを務める金沢21世紀美術館の長谷川祐子さんから伺ったお話などをお届けします。ぜひご覧ください。 ※中継部分は動画をご覧ください。
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