PFOSとPFOA 新たに2本の井戸で国の暫定目標値を上回る 各務原市が水質調査の結果を発表
発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOSとPFOAについて調査している各務原市は16日、今年度の水質調査の結果、新たに2本の井戸で暫定目標値を上回ったと発表しました。 この水質調査は、各務原市のほぼ半数の世帯に水道水を供給している三井水源地で国の暫定目標値を上回るPFOSとPFOAが検出されたことを受け、汚染状況を把握するため実施されています。 各務原市と県は、市内全域の95か所の井戸で調査を行っていて、今年度は6本の井戸から暫定目標値を超えるPFOSとPFOAが検出されました。 このうち、2本の井戸については今年度の調査で新たに超過が確認され、暫定目標値を1.4倍上回っていました。新たに超過が確認された2本の井戸はいずれも那加官有地の井戸です。 市と県は、この井戸と水路の周辺でさらに追加の水質調査を実施することにしています。