【ソフトバンク】ウォーカー、移籍後初守備ガッチリ「みんなハッピーってことだね」18日ぶり長打も
◆パ・リーグ ロッテ0―6ソフトバンク(25日・ZOZOマリンスタジアム) ソフトバンクのアダム・ウォーカー外野手が巨人から移籍後初めて守備に就き、無難に飛球を処理した。 3試合ぶりのスタメンとして「7番・左翼」で出場。ここまでは指名打者か代打だったので、試合中にグラブを手にするのは初めてだ。2回先頭のソトの頭上を襲う飛球を、背走しつつガッチリ捕球。3回1死では田村の左翼フェンス直撃の二塁打もさばいて、遊撃・今宮に返球した。 「スタメンは練習前から言われていたんだ。しっかり準備できていたよ。シーズンも長い。必要だと言われれば、いつでも守れるように、これからも準備していきたいね」 バットも復調の兆しを見せた。2点リードの4回1死一塁で左中間への二塁打。安打は19日のオリックス戦(ペイペイD)以来で、長打は18日ぶり。7日の楽天戦(楽天モバイル)で放った二塁打までさかのぼる。 「シーズンは長いので、良いときも悪いときもあるさ。きょうは一本出たし、それも長打だった。チームも勝てたし、みんなハッピーってことだね。H for Happy!(Hマークはハッピーの意味さ)」 小久保裕紀監督「「長い目で見れば必ず必要な右の長距離砲。今のチーム状態が良い時に状態を上げくれれば、チームが苦しくなった時に助けてくれる(はず)。それが一番理想ですね」
報知新聞社