「他人をコントロールしたい人」に振り回されないテクニックとは?
グレイロック・テクニックの使い方
重要なのは、相手を完全に無視することなく、コミットせず、関わらないようにすること。ほとんどの質問に対して、漠然とした一言で答えるようにすれば十分です。 アイコンタクトは避けましょう。相手に「こちらがゲームをしたがっている」と勘違いさせてはいけません。 特に相手が何度もこちらの注意を引こうとするなら、こちらはスマホを凝視したり読書するなど、別のことに集中しましょう。 基本的には、相手の中にある「気持ちを汲み取ってほしい」という渇望を助長しない行為であれば、何でもOK。相手とのやり取りを簡潔に保つことが重要です。 これは、たとえば虐待者やこちらの感情を操作しようとする元パートナーと対話する必要がある人には、特に重要な態度となります。この場合の頼みの綱は、相手とのやり取りを短くし、こちらの応答も短くすることです。 Healthlineによると、グレイロック・テクニックを適用している相手とどうしてもコミュニケーションを取る必要があるときは、できるだけテキストで会話することもすすめています。 この場合は、電子的コミュニケーションや電話でのコミュニケーションがいいかもしれません。長々としたやり取りを回避できるからです。 やり取りが長くなると、ストレスを引き起こし、グレイロック・テクニックを維持するのが難しくなる可能性があります。 なお、グレイロック・テクニックは、あらゆるタイプのコミュニケーションで効果を発揮します。 グレイロック・テクニックはダメージコントロールの一形態であり、必要だと感じたら試す価値がある戦術といえます。 ──2021年7月15日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 訳:春野ユリ Source: Healthline, Insider
ライフハッカー・ジャパン編集部