復帰のメッツ千賀滉大、地区シリーズ第1戦に先発登板し2回1失点…フィリーズに初戦白星
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=平沢祐】米大リーグは5日、地区シリーズ(5回戦制)が各地で始まり、ナ・リーグではメッツ(東地区3位)の千賀がフィリーズ(東1位)戦に先発し、2回1失点だった。試合はメッツが6―2で勝った。 【写真】メッツ千賀滉大、今季初先発翌日に負傷者リスト入り…監督「レギュラーシーズン終わったと思う」
大谷、山本が所属するドジャース(西1位)は、ダルビッシュと松井のパドレス(西2位)と対戦。山本が先発する。
ア・リーグでは、ガーディアンズ(中1位)と顔を合わせるタイガース(中3位)の前田が出場登録メンバー外となった。
今季のレギュラーシーズンではケガが続き、7月の1試合のみの登板だったメッツの千賀が、地区シリーズ初戦の先発を任された。
相手は強力フィリーズ打線で、先頭は今季38本塁打のシュワーバー。3球目の速球を右中間席へ運ばれた。相手の本拠地で大歓声が響き渡る中、腰に手を当ててぼう然とした千賀。それでも、以降は立て直し、2回1失点、3奪三振でバトンをつないだ。けがからの復帰状況を考慮されて短いイニングの予定だったとみられる。