只見高の甲子園出場記念碑を福島県只見町に設置 野球部員や後援会関係者ら除幕式 再び聖地の夢誓う
2022(令和4)年に選抜高校野球大会(センバツ)に21世紀枠で初出場した只見高の甲子園出場記念の碑が福島県只見町の町下野球場に設置され、6日に除幕式が行われた。野球部員や後援会関係者らが活躍を刻んだ碑の建立を祝い、再び聖地の土を踏むと誓った。 記念の碑は高さ約1メートル、幅約1メートルの御影石で制作。野球場の形で、正面に「全力疾走」と刻んだ。大垣日大(岐阜)と対戦し1―6で敗れたスコアや選手の成績、校歌、関係者の名前が彫られている。 除幕式には約30人が出席した。甲子園出場後援会長の目黒敏男同窓会長があいさつし、渡部勇夫町長、伊藤靖隆校長、長谷川清之監督が除幕した。部員が校歌を高らかに歌い、感謝した。 印南奏詩(そうた)主将(2年)は、只見中2年の時に甲子園のスタンドから先輩の雄姿を見守った。「自分たちも甲子園に行きたいという気持ちが高まった。聖地で校歌を歌いたい」と力強く語った。
(会津版)