トッテナムがアーセナルに敗れたのは代表戦からプライベートジェットで帰れなかったから? ロメロが同意のリポスト
一理ある
プレミアリーグ第4節で、ライバルのアーセナルとのノースロンドンダービーに0-1と敗れたトッテナム。終始ボールを支配していたのはホームのトッテナムの方だったが、64分にセットプレイからのヘディングの一撃に沈んだ。 [動画]守勢に回りながらもアーセナルが勝利したノースロンドンダービー DFクリスティアン・ロメロは、敗因の1つがアーセナルとトッテナムの選手の「待遇の違い」にあると考えているかもしれない。『TyC Sports』などで活躍するアルゼンチン人ジャーナリストのガストン・エドゥル氏は、Xにて各国の代表戦に出場したプレミアリーグの選手のうち、トッテナムの選手だけが帰国にあたってプライベートジェットの手配を受けず、帰国が遅れたと指摘。ロメロはこのポストをリポストし、一部で炎上していたのだ(現在はリポストを削除)。 待遇が違うから勝てなかったのだというのは言い訳めいてはいるが、このことには一理あると英『Daily Mail』も指摘している。長距離移動を強いられる選手たちに、多くのクラブはプライベートジェットを手配することで対応している。ロメロと同じく南米まで遠征していたアーセナルのブラジル人選手たちは、木曜のトレーニングに間に合っている。しかし、ロメロがトレーニングに参加したのは金曜日だった。準備期間を1日逃したわけだ。 選手たちをより早く呼び戻すために、クラブの枠を超えてジェットが手配された事例もあるようだ。2021年にはリヴァプールのアリソン、ファビーニョ、マンチェスター・シティのエデルソンとガブリエウ・ジェズス、マンチェスター・ユナイテッドのフレッジ、リーズのハフィーニャが、ブラジルから同じジェットでイングランドへ帰ったというケースがあったという。アリソンは皆での写真をジェット内で撮影し、それをInstagramに投稿している。 代表戦、リーグ戦、カップ戦と過密となっている選手たちのスケジュール。よりクラブでの戦いに集中させるためにも、移動の負担はなるべく減らしてあげたいものだ。
構成/ザ・ワールド編集部