ニチレイレディスが開幕

ニチレイレディス初日に出場した大里桃子【写真：Getty Images】

　女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディスが14日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C（6584ヤード、パー72）で開幕し、前週3年1か月ぶりのツアー通算3勝目を挙げた25歳・大里桃子（伊藤園）は7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで3位と好発進した。優勝の疲れも残る中でラウンド。ドジャース・大谷翔平投手のように長めの睡眠を取り、優勝争いに加わっていく。 【ニチレイレディス】今日の国内女子ゴルフ結果とリーダーボード 　疲れはあっても好調を見せつけた。14番パー4。大里は124ヤードからピッチングウェッジで放った第2打を8メートルにつけてバーディー。15番でも1つ伸ばし、16番では7メートルのパットを沈めて3連続バーディーだ。「パットが入ってくれたので良かった。優勝したことでリラックスしてラウンドできた」と振り返った。 　ただ、前週の優勝争いで普段以上に集中力を要した。この日は暑さもあり、疲労を実感。ラウンド後は軽めのパット練習のみで終える予定を明かし、「寝ることが大好きなので睡眠を取ったら回復できると思う」と休養に重点を置いた。 　長い睡眠といえば、大谷もよく知られるところ。大里は過去には5月に好成績を残してきたが、今年は6月に優勝。13日の取材では、例年6月に調子を上げることで知られる大谷にあやかりたい姿勢を見せていた。 　くしくも所属する伊藤園は、無糖緑茶飲料ブランド「お～いお茶」において大谷とグローバルアンバサダー契約を締結。大里は「いつか伊藤園さんに会わせてもらいたい。（大谷の広告に）合成でいいので共演したい」と冗談を飛ばし、報道陣を笑わせた。 　首位の小林夢果、桑木志帆に1打差の3位。2週連続の優勝争いだが「明日、終わってみて考えます」とマイペースを強調した。まずは大谷ばりの睡眠で疲れを一掃する。