市街地の公道を『AI自動運転バス』が走行 10年間で路線バス運転手の半数以上が退職する見込みの北海道千歳市で実証実験 2027年度までに"無人運転"目指し 雪道でもテスト予定
UHB 北海道文化放送
深刻化する路線バスの運転手不足の解消につながるのでしょうか。 北海道千歳市では、AIによる自動運転バスの実証実験が進んでいます。
千歳市は運転手不足を解消しようと、自動運転バスの実験に取り組んでいて、11月15日は報道向けの試乗会が行われました。 バスは停留所に停まりながら、ゆっくりと走行。
緊急時に備え運転手はいるものの、ハンドルに触れることなく自動で交差点を曲がるなどしました。 「バス運転手不足が深刻化しています。この10年で、路線バスの運転手の50%以上が退職する予定です」(千歳市 交通政策課 倉重 祐泰課長)
千歳市によりますと2027年度までに無人で運転を行う「レベル4」の認可取得を目指していて、2025年は雪道での実験も行う予定です。
UHB 北海道文化放送
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