「浄化されますように!」プロスケーター羽生結弦が阪神・淡路大震災への想いをSNSに綴る「少しでも寄り添えていますように」
1月17日、プロフィギュアスケーターの羽生結弦が自身のインスタグラムを更新。阪神・淡路大震災から29年を迎えたこの日、被災地に向けてメッセージを発信した。 文面に「1月17日。僕にとって、生まれてから約1ヶ月のことでした」と綴りはじめた元五輪2連覇王者は、「記憶もなく、当事者でもない僕は、祈ることしかできません。それもおこがましいことかもしれません」とコメント。 そして「阪神淡路大震災。東日本大震災。そして、能登半島地震。どんな傷も、傷跡も、記憶からも記録からも消えないように。でも、浄化されますように。そして今もなお、抱えている方に、抱え続けたい方に、抱えなきゃいけない方に、少しでも、寄り添えていますように。祈り続けていきます」と思いを馳せた。 宮城県仙台市出身の29歳スケーターは、2011年3月11日に発生した東日本大震災では被災経験を持つ。練習拠点だったアイスリンク仙台は破損し、スケートを続けることも困難な状況だった。そんな彼だからこそ、地震で心が傷ついた人を癒そうと行動を起こしたに違いない。 構成●THE DIGEST編集部