江刺金札米、オーストラリアに出発 奥州市、新たな販路拡大へ
奥州市がオーストラリアへ試験輸出するブランド米「江刺金札米」の出発式が7日、同市の岩手江刺農協中央精米センターで行われ、地元産米の新たな販路拡大へスタートを切った。 市や同農協の関係者約50人が出席。倉成淳市長が「現地でのネットワークを利用して販路を開拓していく」とあいさつし、同農協の小川節男組合長は「奥州市産米の認知度や評価が高まれば、需要の拡大につながると期待している」と力を込めた。 出席者はテープカットと万歳三唱で出発を祝い、江刺金札米5キロパック1トン分を載せたトラックを見送った。日本食品を取り扱う大手商社に出荷する。