【2月3日~4日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
●【山口】『Afternote 山口市 映画館の歴史』(~2024年3月17日)
開館20周年を迎えた〈山口情報芸術センター[YCAM]〉で、すべて閉館した山口市内の映画館にまつわる展覧会《Afternote(アフターノート)山口市 映画館の歴史》が開催されている。志村信裕がディレクションに携わったインスタレーションや新作映像には、映画館という場の持つ力が詰めこまれ、山口市に限らない普遍的な記憶を呼び覚ます。
●【東京】『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』(~2024年4月14日)
俳優、MC、キャスターなどマルチに活躍する嵐の櫻井翔さんによる初の個展『櫻井翔 未来への言葉展』が、『櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!』展として、立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催中。追加コンテンツとして、「あ」から「ん」まで、櫻井さんの好きなもの45個を並べ、それらをアーティストのクリハラタカシ氏が描いた「すきのあいうえお」を展示しています。
●【神奈川】『モダン・タイムス・イン・パリ 1925-機械時代のアートとデザイン』(~2024年5月19日)
機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。
●【東京】『帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築』(~2024年3月10日)
『カーサブルータス』2023年11月号でも特集したアメリカの巨匠フランク・ロイド・ライト。彼の手になる名作であり、解体・移築後の今も建築史に残る〈帝国ホテル二代目本館〉の完成から100周年の節目に合わせ、彼の功績に迫る展覧会『フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築』が、3月10日まで〈パナソニック汐留美術館〉で開催されています(青森にも巡回)。
●【東京】『建築家・吉村順三の眼(まなざし) ーアメリカと日本ー』(~2024年3月28日)
アントニン・レーモンドのもとで学び、戦前から戦後にかけて何度も渡米した建築家、吉村順三。日本とアメリカで見たものが彼の建築にどう響いていたのかをひもとく展覧会『建築家・吉村順三の眼(まなざし)―アメリカと日本』が東京・江東区の〈ギャラリーエークワッド〉(主催・企画)で開かれています。監修は神奈川大学教授、京都工芸繊維大学名誉教授の松隈洋。めずらしい資料も並ぶ貴重な機会です。