9分!? 6分じゃないのか! 土壇場の失点で痛恨ドローのインドネシア、シン・テヨン監督は不満あらわ「あまりにも奇妙だ」【W杯最終予選】
「私たちの選手は、ただぶつかるだけでも反則でした」
あと一歩のところで勝利を逃した。 北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、日本と同じグループCのインドネシアは現地10月10日、バーレーンと敵地で対戦。2-2で引き分けた。 【画像】華やかなコスチュームでエール! 大会を彩る韓国女子サポを特集! 15分に先制を許したインドネシアだが、45+3分にラグナル・オラトマンゴーンが同点弾、74分にラファエル・ストライクの逆転弾で試合をひっくり返す。だが、1点リードで迎えた90+9分に失点。試合はそのままタイムアップを迎えた。 まさかの結末にインドネシアを率いる韓国人指揮官のシン・テヨン監督が不満を漏らす。母国メディア『Inter Football』によれば、同監督は「両チームとも試合が終わるまで全力を尽くした」と健闘を称えつつ、「アジア・サッカー連盟が発展するためには、なぜこのような判定が出るのか考えなければならない。あまりにも奇妙だ」と苦言を呈した。 勝利は掴めなかったが、負けたわけでもない。引き分けという結果に、なぜ怒りをあらわにするのか。そんな質問にシン・テヨン監督は「試合を見ていないからそう聞くのでしょうか? 選手が怒っている理由は、試合を見た人なら誰でも分かります。中継で見た人もそうでしょう」と応じ、判定に疑問を投げかける。 「追加時間は6分でした。それを大きく過ぎたのは間違いです。私たちの選手は、ただぶつかるだけでも反則でした。なぜそのままスルーされるのか理解できません」 同メディアはまた、「インドネシアの『ティルト』によると、アリヤ・マヘンドラ・シヌリンガ議員がFIFAに公式抗議の意思を表明した」と伝える。「彼は『インドネシアサッカー協会は審判の判定に非常に失望した。バーレーンがゴールを決めるまで時間を追加して試合を終わらせるのか』と述べた」という。 最終予選で3試合を終えたインドネシアは、初戦でサウジアラビアと1-1、続くオーストラリア戦は0-0、そして今回のバーレーン戦で2-2と、3戦連続ドロー。勝点3でグループ5位だ。次節はここまで全敗で最下位に沈む中国と敵地で対戦する。互いに初勝利を目ざす熾烈な戦いになりそうだ。なお、森保ジャパンとは11月15日にホームで相まみえる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
- 「え?嘘だろ?」サウジのスタジアムで目にした驚きの光景。日本代表のゴールが決まると…【現地発】
- サウジの観客は一斉に帰り...なぜ2点差で相手の気持ちは折れたのか。随所に光った守田英正のサッカーセンス
- 「“日本が世界的強豪”は事実なのか?」森保Jのサウジ撃破を韓国メディアも次々と報道! ヨルダンにリベンジ達成の自国にも言及「雪辱を果たした以上の成果」
- 「最初から言われているわけでは…」奇策? ファンが驚いた“配置転換”に三笘薫は何を思った?「一緒に入ってやりやすくなった」と明かした選手は…
- 2人いるんじゃないか。難敵サウジ撃破の日本代表で圧巻のパフォーマンスを披露した“チームの心臓”。驚きを感じるのは…【担当記者コラム】