男子校? 共学? 療養中のキャサリン皇太子妃が悩む、ジョージ王子の「進学先候補」
現在もなお、キャサリン妃の療養は続きますが、その一方でウィリアム皇太子は公務復帰をされ、また3人のお子さまたちにいたっては、いつも通りに学校はあり、毎日登校されているはずです。 【写真】今年11歳に! ジョージ王子の成長をプレイバック そして、何といっても母として気になるのは、長男で次期皇太子となるジョージ王子の進学についてでしょう。 今年7月で11歳となるジョージ王子が現在通われているのが、ウィンザーのご自宅からほど近い、ランブルック校ですが、父ウィリアム皇太子がそうであったように、ジョージ王子も2年後の13歳の年から、新たな学校へと進学。そして18歳までの、多感で成長真っ盛りの10代の大半を過ごすべく、重要な学校選びに、ウィリアム皇太子&キャサリン妃が熟考中と見られています。 まず、当初から最も有望だと見られていたのが、イートン・カレッジ。 ご存じ、ウィリアム皇太子やハリー王子が通われた母校ですね。
よく、この母校を、王室伝統の学校と称される場合がありますが、実のところ、父チャールズ国王が初めて一般の学校に通われた君主で、フィリップ殿下のすすめる(母校)、スコットランドのゴードンストウン校へ入学。しかし、そこでイジメに遭い、息子(ウィリアム皇太子)にはイートン・カレッジを選ばれたというわけです。 このように、実はそれぞれの時代や経験をもとに、学校選びがなされてきました。 とはいえ、歴代首相などの卒業生も多く、依然、英国で「ザ・ナイン」と称される英国の名門校の中でもトップに君臨する、イートン・カレッジに、父同様ジョージ王子も入学されるのでは、というのが第一候補です。 ちなみに、イートン・カレッジは、1440年創立の男子校で、完全寄宿制。 貴族の子息の学び舎として知られ卒業生にはジョンソン元英国首相なども。 2023-2024年度の学費は、1学期で16,666ポンド(約319万円) ※年間で3学期 2023年6月に、同校をウィリアム皇太子&キャサリン妃ご夫妻と、ジョージ王子が見学されていたことが発覚し、より期待が高まりました。 この学校に、13歳の年に入学をするためには、ちょうど見学をされた昨年(2023年)の6月末までに登録をする必要があったのです。 おそらく、というか間違いなく登録はされたのでしょう。 この時の目撃情報により、国内メディアは、ジョージ王子の入学先が決定したとばかりに盛り上がりましたが、ご両親にとって、学校選びはそんな簡単なことではなかったようです。 その後、いろいろと異なる学校の名前が浮上した後、候補として名が挙がったのが、キャサリン妃の母校、マールバラ・カレッジ共学校。素晴らしい思い出が多く、ご夫妻ともに馴染みのあるエリアの学校に、キャサリン妃がぜひ!と推したたものの、ウィリアム皇太子も母校のイートン推しで、夫妻が揉めた末に妻が折れた、なんていう噂も出ましたが(笑) 実のところ、キャサリン妃の出身校ということで、リッチ層に人気となり、現在では少々派手なイメージがあるのだとか。 なんとも皮肉な話ですが、ご夫妻の希望はきっと真逆の、地に足がついた学校でしょう。学校も変わっていくのが常、というものですね。 それを知ってか、ご夫妻がまた別の学校を検討中、という話が、今月にも。 お次に挙がったのが、オウンドル・スクール。 こちらは、1556年に創立された、いわゆる英国で最大規模の私立で、共学校。 寄宿舎:£15,145(約290万円) 全日制:£9,790(約187万円) ※1学期の値段で年間3学期 自立やリーダーシップを養いながら、野心的であっても傲慢ではない、というのが理念。 共同体意識や、二酸化炭素排出量の削減への取り組みなど環境志向も奨励しているところが特徴的で、ウィリアム皇太子に刺さるポイントかも? しかし、ここで気になるのは場所。ご一家の郊外の邸宅、アンマーホールに近く、ロンドンやウィンザーからは少し離れています。 後々、シャーロット王女やルイ王子も一緒に通学されることを考えるならば、ご一家で拠点を移すことに? しかしそれは公務に不便すぎる、ということで、なしかも、と推測していたら…。