まさに崖っぷち…正念場を迎えたドラ1投手(3)阪神入りから“因縁”の
2024年シーズンに向け、各球団が戦力補強を続けているプロ野球。上位進出には新入団選手の台頭が必要不可欠であり、2023年ドラフト会議で指名されたルーキーたちにも大きな期待がかかっている。一方で、新戦力の加入で厳しい立場となった選手も存在する。ここでは、正念場を迎えているドラフト1位入団の投手を取り上げる。
馬場皐輔
投打:右投右打 身長/体重:180cm/97kg 生年月日:1995年5月18日 経歴:仙台育英高 - 仙台大 ドラフト:2017年ドラフト1位 現役ドラフトで阪神タイガースから読売ジャイアンツへ移籍となった馬場皐輔。新天地ではさらなる躍動が期待されている。 仙台育英高校から仙台大学に進んだ馬場。最速155キロの速球と多彩な変化球を織り交ぜ、大学最終年のリーグ戦優勝に大きな貢献を見せると、ドラフト1位で阪神へ入団。 入団後数年間はファームでの生活が続いたが、プロ3年目の2020年にリリーフで一軍へ定着。同年は32試合に登板し、防御率2.08を記録した。 翌2021年も年間を通じてブルペン陣の一角として活躍。キャリアハイとなる44試合に登板し、3勝10ホールド、防御率3.80の成績を残した。 2023年は19試合登板で防御率2.45の数字となったが、現役ドラフトで巨人への移籍が決定。ドラ1戦士の放出は大きな話題を呼んだ。
ベースボールチャンネル編集部