過去2番目に暑い6月だった 梅雨入り遅れ、晴れの日多く
気象庁は1日、6月の全国の平均気温は、1898年の統計開始以降で6月としては2番目に高かったと明らかにした。 同庁は、都市化の影響が小さい全国15の観測地点のデータを用いて、月ごとの平均気温を算出している。1991~2020年の平均値との差でみると、今年の6月分は1.29度高く、これまで過去最高だった2020年(プラス1.43度)に次いで高かった。 同庁によると、梅雨前線が6月中旬ごろまで日本の南で停滞した結果、各地で梅雨入りが平年より2週間前後遅くなった。その分、本州付近が高気圧に覆われる日が多く、東日本や北日本を中心に気温が高くなったという。(大山稜)
朝日新聞社