「満腹感が続く」食べ過ぎない3原則を医師が伝授
地中海式ダイエットに従う(そこに発酵食品をプラスする)
食事の中身に関しては、地中海式ダイエットに従って発酵食品を取り入れるのがベスト。地中海式ダイエットは、心疾患や脳卒中、2型糖尿病、アルツハイマー病、乳がんのリスクを下げるだけでなく、メンタルヘルスと総体的なウェルビーイングにもいいことが証明されている。 地中海式といってもピザやダイエットは含まれず、このダイエットでは新鮮なフルーツ、色とりどりの野菜、オメガ3脂肪酸が豊富な脂の多い魚、豆類、全粒穀物、オリーブオイルをふんだんに摂取する。どれも腸の状態を改善し、炎症を軽減して気分をよくする食品ばかり。
ミールプランを立てる
慌ただしくも便利な今日の社会では、超加工食品の存在が当たり前になっている。ファストフードや冷凍食品は手っ取り早い反面、あなたの動きを遅くする。なぜ? 超加工食品には、血糖値の急上昇や体重の急増を引き起こすアンヘルシーな脂質、塩や砂糖が大量に含まれていて、腸内細菌叢を混乱させる保存料や人工甘味料もたっぷりだから。週に1回、食事の計画と作り置きに充てる時間を捻出すれば、終わりなきTo-Doリストに取り組むための活力と集中力が長続き。すべての食事に良質かつ十分なタンパク質と食物繊維を取り入れれば、満腹感も持続する。 肉と魚はタンパク質の素晴らしい供給源(モーズリー博士自身も朝食で頻繁にニシンの燻製を食べている)。でも、朝食には卵、カッテージチーズかギリシャヨーグルト、デンプンが少なくて食物繊維が多い野菜やフルーツを使ったほうがいい。オムレツはモーズリー博士の定番朝食メニューの1つ。手早く簡単に作れるし、残りもののロースト野菜も投入できる。そこに発酵食品(ヨーグルト、ザワークラウト、ケフィアなど)をアドオンすれば、腸内の善玉菌も元気になる。
マイケル・モーズリー博士の究極のアドバイス
1秒でも早く気分を上げたいときは、このシンプルな3原則に従って。 ・糖質を適度に抑え、タンパク質、食物繊維、ヘルシーな脂質を自然食品から摂取する地中海式ダイエットに徹する。 ・超加工食品を避けて、どうしても間食が必要な場合は、ナッツか野菜スティック&フムスを食べる。 ・12:12のインターミッテント・ファスティングを実践し、就寝の3時間前までに食事を終える。 ※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。