JAL A350-1000、3号機が羽田に31日着 トゥールーズ出発
日本航空(JAL/JL、9201)の新長距離国際線機材エアバスA350-1000型機の3号機(登録記号JA03WJ)が現地時間3月30日午後2時21分(日本時間同日午後10時21分)すぎ、エアバスの最終組立工場がある仏トゥールーズを出発し、羽田空港へ向かった。フェリーフライトの便名はJL8102便で、羽田には31日午前11時30分ごろ到着する見通し。 【写真】JAL初の個室となったA350-1000のファーストとビジネスクラス A350-1000はJALの国際線フラッグシップで、今年1月24日に1路線目の羽田-ニューヨーク線に就航。座席数は4クラス239席で、ファーストクラスとビジネスクラスはJAL初の個室タイプのシートを採用した。 これまでに2機受領し、ニューヨーク線に投入済み。初号機(JA01WJ)の就航から2日後の1月26日に、2号機(JA02WJ)も就航した。今回の3号機受領でA350-1000は3機体制となり、羽田-ダラス・フォートワース線(JL12/11便)に4月17日から投入する。 座席数は4クラス239席で、ファーストクラスが6席(1列1-1-1席)、ビジネスクラスが54席(同1-2-1席)、プレミアムエコノミーが24席(同2-4-2席)、エコノミーが155席(同3-3-3席)。ファーストとビジネスには、JAL初となるドア付き個室タイプのシートを導入した。 JALは2024年度内に8機体制を目指す。3路線目の羽田-ロンドン線には、2024年度内に投入を計画している。
Tadayuki YOSHIKAWA