「ディオールとドルチェ&ガッバーナ」を着こなす9歳に感服!モナコ公国シャルレーヌ公妃とガブリエラ公女の母娘コーデ【白・黒・グレー・キャメル配色】
欧州ロイヤルファミリーの中で、最もお洒落センスが高いといえばモナコ公国でしょう。その中でも、エッジの効いたモードファッションで毎回注目を集めるのが、アルベール大公の妃、シャルレーヌ公妃。 【コーデ写真】マックスマーラやバーバリーのコートを着こなすシャルレーヌ公妃とガブリエラ公女のおしゃれスタイル集 2024年がスタートし、分かっている限り全て新アイテムのお洋服で公の場に姿を見せられている公妃ですが、愛娘ガブリエラ公女とのリンクコーデがとっても素敵なんです。 公女は現在9歳。すでに母シャルレーヌ公妃からオシャレセンスはしっかり受け継がれ、大人顔負けのファッションで、なんともシック&エレガントな母娘スタイルに驚き。しかも、全コーデに共通しているのが、白、黒、グレー、キャメルのベーシックカラーでのコーディネートであること。これらといえば、私たちも大好きな永遠の定番カラーですよね。 母娘で参考にするも良し、自分の明日のコーデに活かすも良し。とにかく超上級かつ高度なリンクコーデをご覧ください。
娘のレオパード柄を引き立てる、黒でリンクしたコーデ
まず新年最初に、母娘揃って登場されたのがこの時。モナコ公国にとっての毎年恒例行事、国際サーカスフェスティバルの開幕に向けたサーカス団のパレードに出席されました。 シャルレーヌ公妃は、英国発ブランド、エミリア・ウィクステッドの、キャメルのダブルブレストのロングコートに、黒のスタンドカラーのニットと、同じく黒のスエードブーツというスタイル。公妃にしてはシンプルなファッションのようにも思えますが、コートのシルエットはボディにぴったりフィットしたボディコンシャスであったり、ショートヘアと首の長さに合わせたスタンドカラーのニットだったりと、実はこだわりが伺えます。 コートの色と愛息ジャック公子のパンツとがリンクしているのも明らかですが、何より、この日の主役はきっとガブリエラ公女。グレー地に黒のレオパード柄のテントラインのコートにチャコールグレーのタートルとスキニーを合わされ、足元は黒のバイカーブーツといった、超モードなスタイルが、なんともお洒落で印象的です。 グレーから黒のグラデーションコーデの愛娘に合わせて、母シャルレーヌ公妃のニットを黒にされているところが、見事です。ハイブランド同士の組み合わせも、エッジの効いたアイテム同士の着こなしも、難なく自分のものにされているところが、流石ガブリエラ公女と言えますね。 母娘、どちらかが柄なら、もう一人は無地、というのがスッキリ綺麗に見えるリンクの仕方です。
文/にしぐち瑞穂
にしぐち 瑞穂