少し暑い彼岸。天王寺周辺、参拝客の日傘の花が多めに開花/大阪
さわやかな秋晴れが広がった23日、秋分の日の大阪市内。大阪管区気象台によると、同市内では正午までに最高気温28.1度を観測するなど、暑さが戻ってきた。 同市天王寺区のJRや同市営地下鉄天王寺駅近くにある高さ300メートル、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」を見上げると、照りつける太陽も視界に入り、強い日差しを避けるために日傘を使う人が多く見られた。
暑い彼岸、参拝の女性「予想外やわ」
天王寺駅周辺では秋彼岸とあって、ともに近い「四天王寺」「一心寺」へ参拝する人が多く、沿道もにぎわいをみせている。「暑いねえ」とつぶやく同府堺市から来た女性「朝が涼しかったから長そでの服を着てきたけど、ちょっと予想外やわ」と言いながら日傘を手に汗をぬぐっていた。 同気象台によると、大阪市内の同日最低気温は17.8度。気象庁によると、近畿圏内では滋賀県信楽町で最低気温7.8度を観測している。秋のスイッチが入っているようすだが、まだ日中は夏の感覚が十分に残っているようだ。 24日の近畿地方は、前線や南からの暖かく湿った空気の影響で雲が広がり、南部では昼前から雨が降る見込み。北部や中部でも午後は雨が降る予報だという。