愛車が「リコール対象」に…。購入代金の返金はしてもらえるの?
リコール対象車の修理対応の流れ
リコールとなった車を修理する際は、最寄りのディーラーに連絡をして、修理する日の予約を行います。予約した日になったら、車を持ち込んで修理してもらう運びとなります。内容により修理が数時間で終わる場合もあれば、部品などがなく取り寄せしなければいけなくなると、数日かかるケースもあるようです。 また、その場合に代車などを必ず用意してもらえるとは限りません。無料で貸し出してくれる場合もありますが、貸し出しを行っていなかったり、有料になったりする場合もある点を認識しておきましょう。
リコールを理由に車の購入代金の返金は可能?
リコールは、自動車の修理代や部品の交換代などは負担してもらえますが、それ自体を理由にして購入代金の返金はできない可能性が高いです。事故を未然に防ぐ目的で行われているものであり、車に乗れないというわけではないためです。 しかし、リコール前に実費で修理した部分に関しては、修理代を返金してもらえる場合もあります。メーカーや販売店により返金に必要な書類が異なるため、返金条件を確認してみましょう。
愛車がリコールされても購入代金の返金はできない可能性が高い
自動車のリコールは、道路運送車両の基準を満たしていない場合やその可能性が高い場合に、自動車メーカーの判断で行う改善措置です。リコールで発生する修理費用や部品の交換費用などはかかりませんが、それを理由に車の購入代金の返金はできない可能性が高いです。 また、修理期間が数日かかる場合に、代車の用意をしてもらえるかはディーラーの都合で有料になるケースもあるため、修理を依頼する際に事前に確認しておきましょう。 出典 国土交通省 自動車のリコール・不具合情報 リコール制度について 国土交通省 リコール情報検索 トヨタ自動車株式会社 該当するリコール等の内容と実施状況の検索 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部