「ブルーインパルス」 被災地上空の展示飛行 悪天候で18日に延期
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は17日、能登半島地震の被災地上空で展示飛行を予定していましたが、石川県は、悪天候のため18日に延期になったと発表しました。 【写真を見る】激励飛行の中止を知り落胆する被災地 ブルーインパルスは17日午後1時に小松基地を離陸しましたが、その後、上空で引き返し、再び着陸しました。 穴水町ののと鉄道穴水駅前では、住民やボランティアが屋外に出て、厚い雲に覆われた空を見上げていましたが、中止の知らせを受けて残念そうに帰っていきました。 訪れた男性は「残念。天候が悪いから仕方ない」と話していました。男の子と共に訪れた母親は「また、あした・あさってに期待したい」と話していました。 航空自衛隊では地震からの復興を願い、志賀町から輪島市、珠洲市、能登町、穴水町、七尾市などの上空をおよそ30分かけて飛行する予定でした。18日も午後1時から午後2時の間で、同じ経路での飛行を予定していて、予備日は19日です。
北陸放送