【セグメント唯一の後輪駆動】BMW 2シリーズ・クーペ より精悍に、スタイリッシュな新型登場
「2シリーズ・クーペ」に新型
BMWは、「2シリーズ・クーペ」の新型モデル(一部改良)の販売を開始。納車は、本年11月からを予定し、メーカー希望小売価格(税込)は220i Mスポーツが610万円、M240i xドライブが806万円となる。 【写真】新型モデルとBMW 2シリーズ・クーペを写真でみる (87枚) 2シリーズ・クーペは、1966年に登場した「BMW 02シリーズ」の系譜を受け継ぐプレミアム・コンパクト・クーペ・モデルであり、そのスポーティで美しいデザインと圧倒的な運動性能により、プレミアム・コンパクト・セグメントにおけるベンチマークとなっているモデルであると彼らはいう。 ワイドで逞しさ溢れるボディと躍動的なキャラクター・ラインが、筋肉質なアスリートを彷彿とさせるスタイリングを形成するとともに、シャープで精悍なフロントおよびリア・デザインにより、スタイリッシュな雰囲気を醸し出す。 ドライビング・ダイナミクスにおいては、セグメント唯一の後輪駆動コンセプトや、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現し、ダイナミックな走りを可能とし、BMW特有の駆けぬける歓びを具現化したモデルだ。 コネクティビティにおいても、優位性は高く、「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能。 Apple CarPlayへの対応や、BMWコネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、大きな利便性があり、加えて、車両のキーを持たずとも、スマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能となった。
各モデルの特徴は?
新型BMW 220i Mスポーツは、従来モデルと比較し、サイド・ロッカー・パネルおよびリア・バンパー・サイド下部をブラックからボディ同色化し、キドニー・グリルのフレームをハイ・グロス・クロームからパールセント・クロームに変更。 BMW Mパフォーマンス・モデル新型BMW M240i xドライブは、従来モデルと比較し、サイド・ロッカー・パネルおよびリア・バンパー・サイド下部をブラックからボディ同色化、セリウム・グレーのエレメントを廃止してブラックに変更(グリル、ドア・ミラー、フロント・バンパー、リア・スポイラー、ホイール等)し、更にヘッドライト内の光輝部をブラック・アウトすることで、精悍なイメージを助長している。
AUTOCAR JAPAN(執筆)