国民の信頼取り戻せるような改革を/埼玉県知事 国内外に課題が山積、実行力に大いに期待/さいたま市長
石破新内閣が1日、スタートを切った。埼玉関係としては牧原秀樹衆院議員(比例北関東)が法相として初入閣した。 石破茂氏“人が足りぬ時代”を語る 都会に出て行った子ども、どう戻るか「地域を好きでないと戻らない」
■地方創生の推進に期待 新内閣発足について、大野元裕埼玉県知事は「本県選出の牧原秀樹氏が法相として初入閣され、新たに入閣された方が多く新鮮な印象を感じる。石破首相は地方創生を経済の起爆剤と位置づけ、企業の地方進出などを後押しすると言われており、それを推進する内閣と期待している。また、経済政策や災害対応、福祉などで未来へのビジョンを示し、現場や地方の声を反映した政策を実施していただきたい。総選挙が見込まれる中、政治とカネの問題にも焦点が当たると思われ、国民の信頼を取り戻せるような改革の断行を期待している」とコメントした。 ■東京一極集中の対策は 新内閣発足を受け、埼玉県の清水勇人さいたま市長は「石破茂内閣総理大臣は、地方創生や農林水産、防衛分野など幅広い政策に精通し、政治経験も豊富な政治家です。特に初代の地方創生担当大臣でもあり、地方の在り方や将来について識見を有していることから、地方と都市部の役割の見直しや東京への一極集中などの課題に対して、どのように取り組まれるのかに注目しています。経済対策など、国内外に課題が山積する中、その実行力に大いに期待してます」とコメントした。