トッテナム復調の鍵は“中盤3枚の組み合わせ” ポステコグルーは最適解を見つけるか
トップ4入りが現実的な目標か
現在プレミアリーグで勝ち点「47」の5位と、やや優勝争いからは出遅れてしまったトッテナム。序盤は首位を走ることもあったが、度重なるケガ人にも悩まされ次第に失速を余儀なくされた。 リヴァプール、マンチェスター・シティ、アーセナルは好調であり、なかなか勝ち点を落とさない。現実的な目標がトップ4入りとなるなか、チームにはケガ人が戻り競争力を取り戻しつつあるが、英『football.london』は終盤戦に向けてポステコグルーが改善するべきポイントがあると指摘する。 それは中盤だ。1-2と敗れたウルブズ戦ではジェイムズ・マディソン、パプ・マタール・サール、イヴ・ビスマの3枚が起用され、これは今季序盤にマンチェスター・ユナイテッドを2-0と破るなど猛威を振るった組み合わせなのだが、なにかが狂っているようだった。マディソンの長期離脱、ビスマのカードによる度重なる戦線離脱が影響しているのか、プレミア1の強度ではないかとすら思われた序盤の輝きがこのトリオになかったことは確かだ。 同メディアはロドリゴ・ベンタンクールという選択肢もあること、チェルシー戦が延期となったためチームには時間があることも指摘しつつ、スパーズがトップ4フィニッシュを望むのであれば、中盤の最適な組み合わせを探ることは急務だとした。マンチェスター・ユナイテッドが4連勝と追い上げてくるなか、スパーズは終盤戦にかけて復調の鍵を掴むことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部