シンガポール航空機乱気流に 乗客1人が死亡 30人が重軽傷
バンコク、タイ、5月22日 (AP) ― ロンドン発シンガポール行きのシンガポール航空の旅客機が5月21日、激しい乱気流に巻き込まれ、タイの首都バンコクの空港に緊急着陸した。 この事故で、乗客の英国人男性が死亡、約30人が負傷し、うち7人が重傷を負った。 FlightRadar24が取得し、AP通信が分析した追跡データによると、乗員211人、乗務員18人を乗せたシンガポール航空のボーイング777-300ER機は、高度1万1300メートルを飛行中のグリニッジ標準時8時過ぎ、ミャンマー南部のアンダマン海上空で、突然激しい乱気流に遭遇し、3分弱で9400メートルまで急降下した。 同機は高度9400メートルで10分近く飛行したが、急速に降下し、約30分後にバンコクのスワンナプーム空港に緊急着陸した。 同空港から約20キロ離れた病院から救急隊員が、負傷した乗客の治療のため現場に向かった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)