先行き不透明な今こそ「半導体」株に注目すべき2つの理由
不安定化するアメリカの金融市場と実体経済
半導体の在庫調整はすでに始まっている(写真:ブルームバーグ)
7月13日に9.1%という”衝撃的”なアメリカ消費者物価指数(6月・前年比)が公表されたことで、アメリカ経済がインフレーションと景気後退の危機に直面していることははっきりした。 5月のプラス8.6%を大幅に上回った結果、7月26~27日のFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)では従来予想されてきた0.75%の利上げではなく、1%の利上げが予想されている。 高いインフレ率や景気後退懸念が象徴するように、今のアメリカ経済は金融市場、実体経済の双方が複雑な状況だ。こうした状況だからこそ、半導体関連株の決算に注目したい。半導体に注目するのには2つの理由がある。
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今中 能夫