「福島学カレッジ」中高生が22日からグループ展 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館
中高生の研究体験プログラム「福島学カレッジ」表現コースで学ぶ福島県内外の生徒10人のグループ展は22日から29日まで、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で開かれる。初日は午前10時から10人のトークセッションを催し、「私と福島」をテーマに表現に向き合った生徒が思いを語る。 10人は震災を経験した福島をそれぞれの視点で捉え、写真や映像、体験型アート、弾き語りなど自由な方法で表現している。グループ展では約30作品を紹介する。初日のトークでは生徒10人が語る他、生徒、講師を務めた東京大大学院情報学環の准教授開沼博さん、身近な指導役(メンター)となった大学生らが来館者と共に対話する。 作品展の観覧は午前9時から午後5時。無料。24日は休み。問い合わせは事務局へ。 ◇ ◇ 福島学カレッジは研究コースの生徒を募集している。震災や原子力災害について学び、地域の課題を研究して議論する意欲のある生徒を募っている。10月から来年1月にかけて合宿を交えて活動する。問い合わせは事務局へ。