大混乱の英国王室…カミラ王妃は超多忙のなか1週間の休暇を取得
チャールズ国王ががんと診断されたことを公表したとき、バッキンガム宮殿はカミラ王妃について、予定どおり公務を行っていくことを明らかにしました。 【写真】チャールズ国王&カミラ王妃、愛と笑いの結婚生活を振り返り 実際にそれ以降、王妃は非常に忙しいスケジュールをこなしており、単独で臨んだ公務は、13回にのぼっています。 2月27日(現地時間)にはウィンザー城で行われたギリシャ最後の国王、コンスタンティノス2世の追悼式典に各国のロイヤルたちとともに出席。 その翌日にはバッキンガム宮殿で、BBCのエッセイコンテストで決勝に進出した若者たちのためのレセプションを開催しました。 さらにその翌朝には、イギリスを訪問していたウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人と面会しています。 そして、そのその後は3月4日から、1週間の休暇を取得中とのこと。チャールズ国王と、自身の家族と一緒の時間を過ごしているといいます。 王室関係者は『サンデー・タイムズ』紙に対し、カミラ王妃について次のように述べています。 「ロイヤルファミリーをリードするような立場になるとは予想もしていませんでしたが、王室のために、すべきことは何でもするという心構えはしっかりでいます」 「王妃は公務に全力を尽くしており、王室関係者の王妃に対する評価は、急上昇しています」
現在、公務から遠ざかっているのは、チャールズ国王だけではありません。1月に腹部の手術を受けたキャサリン皇太子妃も療養中であり、公務を再開するのは早くてもイースター(3月31日)以降とされています。 そして、夫のウィリアム皇太子もキャサリン妃をサポートするため、一部のみに限定して、公務を行っています。 つまり、イギリス王室では現在、公務を担うことができるメンバーが少ない状態が続いています。カミラ王妃の休暇中、チャールズ国王の妹であるアン王女と弟のエドワード王子は、非常に忙しく過ごすことになるでしょう。
ウェストミンスター寺院で4日に行われた王立救命艇協会の創設200周年をたたえる感謝の礼拝には、88歳のケント公爵エドワード王子(故エリザベス女王のいとこ)が出席しています。 カミラ王妃は、11日のコモンウェルス・デーから公務を再開する予定。ウェストミンスター寺院で毎年この日に行われる礼拝に、チャールズ国王の代理として出席することになっています。
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