遠藤エミ / ボートレース（競艇）

ボートレースびわこのGⅡ「第8回レディースオールスター」は24日に5日目を開催。準優勝戦はいずれも、予想を遙かに超えた激しい戦いとなった。 最初の10Rで準優唯一のイン逃げを決めた渡邉優美だが、「スリット超えた瞬間に守屋さんが前にいて全く余裕はなかった」と振り返る。しかし、3日目から4連勝。自ら「流れは渡邉優美に来ていると思います」と話すなど、勢いに乗っている。「今節は弟子(神里琴音)と一緒なので、ヘタなレースはできない。自分は教えるのがヘタなので、背中で見せたい」と優勝戦への思いを熱く語った。 予選トップ通過の遠藤エミは、準優12Rで2着に敗れて優勝戦は4枠となった。「準優のスリット隊形は想定外でした。仕上がりは良かったんですが…」と悔しさに言葉を詰まらせる。しかし、このままでは終われない。「優勝戦は1号艇で乗りたかったけど、諦めずに地元ファンの期待に応えたい」と気を引き締めた。3年連続ファン投票1位の守屋美穂も、「エンジンは機歴以上の足はあると思うので、自分が得た枠番で恩返しできればと思います」と諦めてはいない。 また、守屋と準優で熾烈な2着争いを演じた竹井奈美は、「スタートは少し落としてしまって、それで守屋さんに出て行かれた。準優レースより試運転のほうが全体的に力強かったし、明日はしっかり調整を合わせて行きたい」と、最後まで全力で走り抜くことを誓っていた。