泳ぐなまはげは怖くない? 仙台うみの杜水族館でショー 23日も
仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)にある三陸の海を再現した大水槽で22日、男鹿水族館GAO(秋田県男鹿市)の名物企画「なまはげダイバー」が披露され、なまはげに扮(ふん)したダイバーがマイワシなど50種3万匹の魚と共演した。 幅14メートル、水深7・5メートルの大水槽内に、なまはげの面とわらに見立てた衣装姿のダイバーが登場。魚に餌のオキアミをやったり、見物客に手を振ったりした。 水槽前ではGAOのスタッフがなまはげについて解説。母親と2人で訪れた青葉区の愛子小6年中村珠真さん(12)は「なまはげと魚が一緒に泳いでいてきれいだった」と話した。 水族館前のエントランス広場では、なまはげによる太鼓演奏のほか、秋田県名物の氷菓・ババヘラアイス販売、なまはげや秋田犬といった同県のグッズ販売もあった。 なまはげダイバーはGAOで、年末年始と2月の「なまはげ柴灯(せど)まつり」期間に披露される。うみの杜水族館での開催は、GAOが7月に開館20周年を迎えるに当たってのPRイベントとして実現した。両水族館のコラボは初めてという。 なまはげダイバーは23日午後0時半にあるマイワシのパフォーマンスの後にも予定されている。
河北新報