【MLB】鈴木誠也「僕のプレースタイルにはまだ早い」守備機会激減に反省 同僚・今永昇太については「活躍刺激になる」
◇MLBレッズ3-0カブス(リグリー・フィールド) レギュラーシーズン最終戦に出場したカブスの鈴木誠也選手は、レッズ戦に3番指名打者で出場。4打数1安打もチームは無得点で敗れました。試合後、今季を「全然よくなかった」と振り返りました。 この日は4回の第2打席にフルカウントから、右腕ハンター・グリーン投手の155キロのストレートをはじき返し、5試合連続ヒットを記録するも得点にはつながらず。その後は延長10回に四球で出塁するも無安打に倒れました。 今季は打率3割超えと好調だった4月にケガで離脱。それでも132試合で打率.283、21本塁打、73打点、16盗塁、OPS.848の成績。2年連続の2桁本塁打で昨季の20本を上回る自己最高を更新。盗塁数は昨季の6を大きく上回りました。 1年間を振り返り、「ケガがよくなかったし、反省する点はたくさんあった。波はだいぶ減ったが、逆にいいなと思ったところがほとんどない。なんでダメだったかは頭に入っているので、そこを来季に向けてしっかりやりたい。今年のオフはやることがたくさんある」と語ります。 また守備に関して、昨季はライトで132試合の出場でしたが、72試合に激減。指名打者の出場が59試合に増えました。しかし守備につく回数は減りましたが、3失策は昨季と変わらず。「守備のせいでそうなっているので僕自身が招いた結果。年を取ればDHをやる回数も増えると思うのでいい勉強になったが、僕のプレースタイルにはまだ早い。しっかりライトを守れるように頑張りたい」と、厳しく自身を評価しました。 さらにチームとしてはポストシーズン進出を逃し、「優勝やワールドシリーズに出ることが目標。入って3年目でまだ行けていなくて面白くないので、来年は力になれるように頑張りたい」と力強く語りました。 今季から今永昇太投手がカブスに加入。「クラブハウスで一人か二人かでは違うし、同じ日本で敵同士だったのが同じチームでやるといううれしさもある。今年の今永さんの活躍で、私生活含め見ていて勉強になることもたくさんあった」と振り返りました。