１月８日から岩手県内沿岸部を訪れている伊藤忠彦復興大臣は９日、大船渡市や陸前高田市の震災関連施設などを視察し、追悼施設で犠牲者に祈りを捧げました。 このうち陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園では伊藤忠彦復興大臣が、佐々木拓市長から復興の歩みなどについて説明を受けました。 そして「海を望む場」で海に向かって花を供え、犠牲者に祈りを捧げました。 伊藤大臣は県内沿岸の被災地を視察した所感について次のように述べました。 伊藤忠彦復興相 「今後は心のケアをあらゆる角度でして差し上げるべきと痛切に感じた」 また、大船渡と陸前高田の両市長から要望があった原発処理水の水産業への影響軽減について、一部の国の水産物輸入停止の措置には即時の撤廃を働き掛けていくと述べていました。