キリアン・マーフィ主演、映画版「ピーキー・ブラインダーズ」にバリー・コーガン
キリアン・マーフィ主演のドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」を映画化する新作に、「Saltburn」「イニシェリン島の精霊」のアイルランド人俳優バリー・コーガンが出演すると米Deadlineが報じた。本作はほかに、レベッカ・ファーガソン(「デューン 砂の惑星 PART2」)が共演する。 2022年にシーズン6で完結したクライムドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」は、1890年代から20世紀初頭にかけてイギリスの都市バーミンガムに実在したギャンググループを題材に、トーマス(マーフィ)を中心としたシェルビー家が成り上がっていくさまを描いた。英BBCで2013年に放送を開始し、イギリス国外ではNetflixで配信された。 映画化されるNetflix新作は、「ワイルド・ローズ」のトム・ハーパーが監督。ドラマの企画・制作総指揮・ショーランナーを務めたスティーブン・ナイトが脚本を執筆し、「オッペンハイマー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマーフィがトーマス役で続投する。プロットの詳細は不明だが、ナイトが語ったところによると第二次世界大戦中の物語になるとのこと。ファーガソンとコーガンの役柄は明らかになっていない。映画版「ピーキー・ブラインダーズ」は年内にクランクインする。 コーガンは、「哀れなるものたち」のクリストファー・アボットと共演した新作「Bring Them Down(原題)」が9月5日に開幕するトロント国際映画祭で上映される。また、ドイツ人俳優フランツ・ロゴフスキと共演した新作「Bird(原題)」が11月8日から全米公開予定。