【ソフトバンク】守護神と“不動の3番”の代役が大活躍 5度目4連勝でリーグ&交流戦のダブル首位
◆日本生命セ・パ交流戦 中日2―3ソフトバンク(4日・バンテリンドームナゴヤ) ソフトバンクが「2人の代役」の活躍でリーグ戦に加え、交流戦でも首位タイに立った。打っては栗原だ。9回2死二塁で中前に決勝打を運んだ。3試合連続でスタメン3番。5月31日の広島戦で左太もも裏肉離れを発症し、長期離脱となった柳田が開幕から守っていた“不動の打順”を任されているが「どうしても比べられることが多いと思いますが、自分がやるべきことを全力でやろうとしています」と気合を込めた。 投げては松本裕だ。9回を3人で締めてプロ初セーブを挙げた。守護神・オスナは「勤続疲労がある」(倉野投手コーチ)と2試合連続ベンチ外。「9回だからっていうのは、あまり考えないようにしていました」と通算68ホールドの14年ドラフト1位右腕は“代魔神”を自然体でこなした。 チームは今季5度目の4連勝。5月はビジター4カードで1つも勝ち越せなかったが、幸先良い先勝に小久保監督は「いつもと違うゲームプランだったんですが、違う役割でしっかりやってくれました」とナインに最敬礼した。交流戦最多の優勝8回(最高勝率を含む)を誇る鷹。首位の座がよく似合う。(田中 昌宏)
報知新聞社