待ち遠しい春の便り…道後公園の標本木は?愛媛生まれの「さくらひめ」は卒業式などに人気
南海放送
今週、チャンネル4は“桜ウィーク”として県内の桜情報をお届けしていきます。きょうは、気になる道後の標本木。水口調査員から最新情報です。そして、満開の桜も見つけました! 水口気象予報士: 「午後になって雨が止む時間も出てきました。きょうのように空に雲が広がっていると、つぼみを見分けるのが難しいんですが、この一輪だけはしっかりと花が開いているのが確認できます」 松山市の道後公園にあるソメイヨシノの標本木。はたしてきょうの開花宣言は? 岩田調査官: 「まだやね…5輪以上はないですね」 開花が確認できたのは1輪だけ。きょうの開花宣言は見送りとなりました。 岩田調査官: 「平年に比べるとそんなには進んではないですね。ずっとこの1週間様子を見てるんですけど、やっとこの1週間でこの1輪という感じなので」 松山のサクラの開花の平年は3月24日。今年は3月に入って気温が低い日が続いたことや一昨日からの長雨が影響し、つぼみの成長は足踏み状態だと言います。 岩田調査官: 「この間寒かったでしょ。山の方でも雪降りましたよね。少なからず影響があるのかなと思っているところです。あしたもどうかなという感じですね」 待ち遠しい春の便り。 愛知から旅行で来た人: 「もうちょっと早く咲くと思って来たんだけど、ちょっと足踏み状態なんでしょ。もうちょっと咲いてくれるとね、いいんだけどね」 ドイツから観光で来た人: 「天気も悪いしサクラもまだまだだね。満開になったらきれいだろうね」 開花宣言は…日差しと暖かさが戻って来るあさって水曜日に期待です! 水口気象予報士: 「道後の桜はまだですが、サクラはサクラでも、愛媛オリジナルのあの花がこちらで楽しめます」
きょう、松山観光港ターミナルで展示されたのは、県のオリジナルのデルフィニウム「さくらひめ」です。 あさっての「うみマルシェ」を盛り上げようと、会場となる観光港に、松山で栽培されたさくらひめ約50本が飾られました。 花の色や形がさくらを連想させることから名付けられた「さくらひめ」は、この時期が旬。 花言葉は「希望」や「君に微笑む」など、しあわせの花として卒業式やブライダルで人気を集めています。 待ち遠しい桜の開花、各地では様々な桜が愛媛を春色に染め始めています。