JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
JR東海の丹羽俊介社長は17日の記者会見で、岐阜県瑞浪市のリニア中央新幹線工事で井戸の水位が低下した問題を巡り、同社担当者が「詳しい原因調査は考えていない」と発言したことに関し、「原因究明は当初から行いたいと考えていた」と釈明した。 瑞浪市では、リニアのトンネル掘削中に湧水が発生。2月に現場付近の観測用の井戸で水位低下を確認したのを受け、水源や個人の井戸を調べた結果、15カ所で低下が判明した。JRは湧水を止めるための薬液注入などを行っている。