【からつボート・GⅢウエスタンヤング】定松勇樹がSGオールスター優勝報告会、「今年絶対取るという気持ちで…」と賞金王奪取へ意欲
16日のからつボート「GⅢウエスタンヤング」2日目12R終了後の場内イベントホールで、第51回ボートレースオールスター(多摩川、5月21~26日)でSG初優勝を飾った定松勇樹(23)=佐賀=による優勝報告会が行われた。プレゼンターから花束を贈呈されると、会場を埋めたファンの熱い歓声に晴れやかな笑顔で応えた。 「(優勝戦は)レース前にここまで緊張したのは、たぶん初めてで、吐きそうでした。(師匠の峰)竜太さんや、(同支部で)1期先輩の(末永)和也さんにレース前まで前向きな言葉ばかりをかけてもらえて、助けられました。竜太さんが『弟子のSG優勝を見たい』と言っていたのも知っていたので、本当によかったです」と〝登番5000番台初のSG優勝〟の快挙に導いた佐賀支部の熱い絆を明かした。 16日は〝父の日〟で「父も(優勝報告会を)見ていてくれていたらいいですね。父がファンでボートレースをみるようになって、この道を選んで。応援してくれていたので、本当に感謝しています」とボートレーサー養成所へ入所する数カ月前に亡くなった天国の父へ、改めて感謝を伝えた。 「今年はグランプリ(出場)が見えていて、賞金王の可能性もないことはないし、『今年絶対取る』という気持ちで走っていきたい」と賞金王戴冠への熱い思いを明かした定松は、今シリーズでドリーム戦から無傷の3連勝中。「今節は調整は苦しんでいる部分もあるけど、自分なりにいいところを引き出せてもいるので、優勝したいです」と活躍を誓った。トーク後にはサイン入りグッズプレゼントの投げ入れも行われ、大盛況だった。