B’zの歌手別視聴率は34・3%、「ultra soul」シャウトその時爆上げ 大トリMISIAがトップ/紅白
昨年大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」の視聴率推移を6日、ビデオリサーチの調べ(関東地区、速報値)を基にサンケイスポーツが独自に割り出した。 瞬間世帯最高視聴率は第2部(後9・0~11・45)の午後11時44分で、白組の優勝が決まった時間帯の35・9%。昨年よりも0・8ポイント減り、4年連続で40%の大台を割る結果に。第2部の平均世帯は32・7%で2部制となった1989年以降最低だった前回より0・8ポイント上昇したものの、瞬間最高は伸ばせなかった。 歌手別トップは大トリで「紅白スペシャル2024」と題し、人気曲「希望のうた」「明日へ」をメドレーで披露したMISIA(46)の35・1%。2位は昨年10月に亡くなった俳優、西田敏行さん(享年76)を追悼する特別企画で竹下景子(71)、武田鉄矢(75)、田中健(73)、松崎しげる(75)が故人の代表曲「もしもピアノが弾けたなら」を届け、34・5%を記録した。 NHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌「イルミネーション」を歌唱後、NHKホールにサプライズ登場し、紅白を盛り上げたB’zは34・3%で4位。名曲「ultra soul」でボーカル、稲葉浩志(60)のシャウトに観客が「ヘイ!」とジャンプを繰り返した瞬間が高視聴率をマークした。 旧ジャニーズ事務所のタレント勢は2年連続で出場ゼロだった。