最多得点のビュフォードは5部門トップ3入り…佐賀のガルシアがスティール1位に浮上/B1第34節終了時のスタッツリーダーズ
4月20日から21日にかけて、全国各地でB1リーグ2023-24シーズン第34節が開催され 残り3つのチャンピオンシップ出場権争いと同時に、スタッツリーダーズ争いも佳境を迎えている。 今シーズン8度目のトリプルダブルを記録した島根スサノオマジックのペリン・ビュフォードは、現在1試合平均22.8点で得点ランキングトップ。第33節まではスティール部門でもトップだったが、佐賀バルーナーズのレイナルド・ガルシアが21日の京都ハンナリーズ戦で4スティールを記録し、シーズン平均トップに浮上。ビュフォードは0.04差の3位に後退した。20日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦では11得点7リバウンド4アシストとオフェンス面で伸び悩んだものの、明日27日はワイルドカード枠を争う広島ドラゴンフライズとの直接対決。島根が誇る大エースの活躍に期待が寄せられそうだ。 長らくアシストランキング1位を走る横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝は、17日のシーホース三河戦で負傷した影響で欠場。リーグ2位の平均得点も変わることなく、残り4試合を迎えることになった。今後のアシストランキングの変動は、0.4差の2位につけるビュフォード、1.5差で続く岡田侑大(京都)の活躍次第となりそうだ。 3ポイント成功率ランキングでは順位に変動があった。4位につけていた広島のニック・メイヨが2戦合計11本中6本の活躍を見せ、成功率40.8パーセントで3位にランクインした。宇都宮ブレックスの比江島慎は、21日に行われたアルバルク東京戦で6本中1本のみの成功だったが、3ポイント成功率43.2パーセントで首位の座を守り続けている。 リバウンド王争いは、前節から変わらず、仙台89ERSのヴォーディミル・ゲルンが1位の座をキープした。21日に行われたレバンガ北海道戦では16リバウンドを記録し、リバウンド王として圧巻の活躍を披露。仙台勢初のB1スタッツリーダー誕生の瞬間が迫ってきた。 なお、B1第34節終了時点でチャンピオンシップ出場が確定しているチームは宇都宮、三遠ネオフェニックス、A東京、琉球ゴールデンキングス、名古屋Dの5チーム。中地区2位とワイルドカードの合計3枠を争う戦いも最終局面を迎えている。 第34節終了時点のスタッツリーダーズ一覧は以下の通り。