C大阪に保育士の木下祥規さんがDFで加入 背番号30で入団会見「自信に満ちあふれる気持ち」公式HP選手一覧にも掲載
C大阪に新加入のDF木下祥規(36)が3日、ヨドコウ桜スタジアムで入団会見を行った。背番号30のユニホームに袖を通した木下は「価値のある背番号を背負わせていただいた。今年は絶対リーグ優勝します」と意気込んだ。 木下は保育士でありながらも入団を決意。「保育園の子も応援してくれている。LINEとかで連絡くれて、今日も見に来てくれている」と心強い味方に背中を押されたという。元日本代表のMF香川真司とプレーしたいという思いが強く、「一緒にプレーするためにMFからサイドバックに転向したので、楽しみです(笑い)」と明かした。 献身的なプレーが持ち味だが、右サイドバックには日本代表のDF毎熊晟矢がいるため、「すごい選手。間近で見て、プレーを盗みつつ切磋琢磨していきたい」と気を引き締めた。会見に同席した森島寛晃社長は「木下祥規選手が加入して、心強く思っている。勝利を目指して頑張っていきます」と期待した。 これは、クラブ設立30周年を記念した体験型企画で、“モノ”ではなく“体験価値”を提供する。一般オーディションを実施し、約300件の入札件数のなか75万9000円で木下さんが落札した。「コツコツためて、今しかないという思いで落札した。うれしく思っています」と夢のような体験に喜んだ。企画のなかには新加入選手記者会見の他、一日限定で公式ホームページに選手とともにプロフィールを掲載、試合前の選手ロッカーにてネームプレートと記念撮影、勝利時のみ選手らとピッチを歩くなどの特典が付いてくる。
報知新聞社