市立横手病院勤務の50代女性職員 睡眠導入剤盗んだ疑いで書類送検 秋田・横手市
秋田テレビ
3月に秋田県横手市の市立横手病院から向精神薬がなくなった事件で、勤務する50代の女性職員が薬品を盗んだ疑いで書類送検されていたことが分かった。 この事件は、3月に市立横手病院の1階の薬剤科から睡眠導入剤100錠が入った箱1箱がなくなり、複数の薬の数も合わなかったもので、病院は5月に警察に被害届を出していた。 捜査の結果、病院の看護科に勤務する50代の女性職員が、窃盗の疑いで書類送検されていたことが分かった。 女性職員は、3回にわたり2種類の睡眠導入剤7箱を盗んだ疑いが持たれていて、「眠れずに自分で服用するために盗んでしまった。申し訳ないことをした」と話しているという。 病院は、薬品の保管場所に出入りする職員への聞き取り調査で、盗んだのはこの女性職員とみて4月に自宅待機を命じていた。 横手市は、刑事処分を待って厳正に対処する方針。
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