【NBA】渡邊雄太は2試合ぶりの出場で2得点。サンズは難敵ヒートに快勝を収める<DUNKSHOOT>
現地時間1月5日(日本時間6日、日付は以下同)、フェニックス・サンズは本拠地フットプリント・センターでマイアミ・ヒートと対戦。113-97で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の19勝16敗(勝率54.3%)とした。 【動画】ビールとアデバヨが筋肉比べ?微笑ましい1シーン 両軍の先発は、サンズがデビン・ブッカー、ブラッドリー・ビール、グレイソン・アレン、チメジー・メトゥ、ユスフ・ヌルキッチの5人。対するヒートはカイル・ラウリー、タイラー・ヒーロー、ハイメ・ハケスJr.、ニコラ・ヨビッチ、バム・アデバヨというスターティングラインナップ。サンズはケビン・デュラント、ヒートはジミー・バトラーと、両軍とも主軸を欠く布陣でゲームに臨んだ。 試合は序盤から互いに5点以上のリードを許さない互角の展開に。しかしサンズは54-55と1点ビハインドの第2クォーター終盤、ブッカー&ビールの連続得点で8-0のランを仕掛けて抜け出すと、第3クォーターもヒートのショットがまるで入らない間にビール、メトゥ、アレンらが得点を積み重ね、残り6分には18点差をつける。 主導権を完全に握ったサンズは、その後も危なげない試合運びで点差をキープ。最大21点差をつけて昨季ファイナリストのヒート相手に快勝を収めた。 サンズはアレンがフランチャイズ記録に並ぶ9本の3ポイントを沈め、ゲームハイの31得点と爆発。そのほか、ビールが25得点に8リバウンド、9アシスト、ブッカーも20得点に5リバウンド、10アシスト、2スティールと躍動した。ヒートはアデバヨが28得点に11リバウンド、ベンチからケビン・ラブが20得点、7リバウンドとビッグマン勢が暴れ回ったものの、3ポイントが10/37(成功率27.0%)と不発に終わり、ここ4試合で3敗を喫している。 ここ最近はローテーションから外れていた渡邊雄太だが、この日は第2クォーター頭からコートイン。左コーナーから放った3ポイント、右ウイングからドライブを仕掛けてのフローターは外れたものの、残り7分半にトランジションからケイタ・ベイツ・ジョップが外したショットをティップインで押し込み、初得点を決める。 ただ、後半はガベージタイムの出場にとどまり、113-92と21点差がついた第4クォーター残り1分55秒の登場。ショットを放つ機会はなく、最終的なスタッツは8分54秒のプレータイムで2得点(フィールドゴール1/3、3ポイント0/1)、1リバウンドだった。 サンズの次戦は中1日空いて7日、同じく本拠地でメンフィス・グリズリーズとの試合が組まれている。下位に沈む相手に確実に勝利を収め、ひとつずつ順位を上げていきたいところだ。 構成●ダンクシュート編集部
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