【陸上】女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC
◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、女子ハンマー投はコンポン・ミンガモン(流経大)が60m27で初優勝した。2位に大沢柚月(56m88)、3位に押部唯愛(53m11)で同大勢でメダルを独占。「勝ててとてもハッピーです」とはにかんだ。 関東インカレの優勝者一覧をチェック! この日は3回目に優勝記録をマーク。「最後の振り切りは良かったですが、ターンやのスピードやリズムはノーグッドです」と振り返る。 タイ出身の26歳の3年生。実は2018年に62m49のタイ記録を持つ。インタビューには「英語でいいですか?」と言いつつ、しっかり考えながら日本語を交えて応えた。 13歳の時にハンマー投を始めたコンポン。中学生の時に来日する機会があり、「素晴らしいコーチがいたので、日本で教えてもらいたいと思いました。日本も大好きだったんです」。それから少し時間が経ったが、流経大に入学し、日本歴代3位の記録を持つ土井宏昭コーチに師事する。 2018年ジャカルタ・アジア大会は6位、昨年の杭州アジア大会も8位に入賞しているアジアを代表するトップスロワーの1人。「もっと自己ベストを更新していけるように頑張りたい」と言い、「卒業後も日本でハンマー投を続けたいです」と目を輝かせていた。
月陸編集部