<すがちゃん最高No.1>AD時代のいじめ、7年間テレビ出演ゼロ つらい状況も「ここから駆け上がったらかっこいい」 強いメンタルを保つ秘訣とは(インタビュー後編)
◇「うそみたいに売れていなかった」過去と今後の展望
すがちゃん最高No.1さんは、2021年に信子さん、金子きょんちぃさんと共に「ぱーてぃーちゃん」を結成。2022年の元日に放送された特別番組「ぐるナイ『おもしろ荘』」に出演し、一躍注目を集めた。それ以前には「パーティーズ」というコンビで活動していたが、2020年に解散するまで、一度もテレビに出演したことはなかったという。
当時の状況について「うそみたいに売れていなかった」と回顧し、「いろんな人のアドバイスに耳を貸さず、漠然とやっているだけだったのを見直しました」と説明。
「さすがに売れたかったので、人からもらった言葉ややり方を自分の教科書にして、意識的にやるように心がけました。僕はすごく面倒くさがりで自堕落なんですが、1年間好きなお酒を断つなど、売れるために必死でした」
そこからブレークし現在の活躍があるが、「気持ち的には当時と何も変わっていないですし、ブレークした感覚もないんです。もっと売れたいです」と更なる高みを目指す。
今後の展望を聞くと、「MCをやりたいです。自分の冠番組で、いろんな人が輝く番組を作りたいですね。僕はテレビが好きで、小さい頃から『行列ができる相談所』など、トーク番組を見てきました。寂しい夜はバラエティーを見ていましたし、新聞のテレビ欄を見て、1週間分の視聴スケジュールを組み立てるくらいテレビ中心で生きていたんです。だから、いずれは絶対にMCをやってみたいです」と目を輝かせる。
最後に、自身のエッセーの見どころについて、「こんな愉快な生き方があったんだと思っていただければ」とコメント。「もしも破天荒度合いを競う大会があったら、親父は全国大会に出られるレベルだと思うので、そんな親父の愉快な生き方と豪快さを見ていただけたらうれしいです。笑いあり、涙ありの1冊になっております!」とアピールした。