「職場の上司に見せるために捏造した」採用条件をクリアするため…“運転免許証”を偽造し上司に提示 24歳の町職員の男を逮捕 北海道喜茂別町
北海道喜茂別町職員の24歳の男が、運転免許証を偽造したなどとして、4日逮捕されました。 有印公文書偽造などの疑いで逮捕されたのは、喜茂別町職員の菊地笙希(しょうき)容疑者、24歳です。 菊地容疑者は、2024年1月下旬ごろ、運転免許証を偽造し、勤め先の喜茂別町役場の上司に提示した疑いがもたれています。 警察と喜茂別町によりますと、菊地容疑者は202年4月から喜茂別町役場で職員として勤務していましたが、当時は運転免許証を持っていないと職場に伝えていたということです。 喜茂別町は、運転免許証の所持を採用条件としていて、菊地容疑者から取得見込みであることを聞いていたため、採用に至ったということです。 その後、たびたび、上司から運転免許証取得の進捗状況を聞かれたため、菊地容疑者は「取得しました」などとうそを言い、上司に偽造した運転免許証を提示したということです。 警察の調べに対し、菊地容疑者は容疑を認めているということで「職場の上司に見せるために捏造した」「公用車を運転したことがある」など供述しているということです。 今回の逮捕の10日前、菊地容疑者は、無免許運転などの疑いで現行犯逮捕されていました。 逮捕を受けて捜査をしていたところ、菊地容疑者の所持品の中から運転免許証のような物が見つかり、今回の犯行が発覚したということです。 今回の逮捕を受け、喜茂別町は、菊地容疑者に対して慎重に事実確認をしたうえで、処分を検討するとしています。
北海道放送(株)
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