冬目前、タイヤ交換手際よく 青森県内週明けに寒気 雪か雨の予報
本格的な冬が目前に迫り、週明けは雪か雨の予報となっている中、カー用品店やガソリンスタンドなどはスタッドレスタイヤへの交換に追われている。青森市東大野のタイヤ専門店「タイヤ館青森中央」では16日、従業員が予約の車を次々とピットに入れ、手際よく作業を続けていた。 同店の小林崇店長によると、今季は9月から予約を開始したが10月にはほとんど埋まり、現在は11月末までいっぱいの状態。土日には多い時で1日100台前後の作業をするという。 予約客以外は、受け付けられる場合でも平日2~3時間、週末は3~4時間待ち。小林店長は「スタッドレスで雪のない道を500キロ走っても、減りは0.1ミリほど。安全のため早めに交換すれば混雑も避けられます」と話した。 青森地方気象台によると18、19日の県内は西高東低の気圧配置となり、上空1500メートル付近に氷点下9度以下の強い寒気が流入。両日とも全域で最低気温0度前後、最高気温は18日が6~7度、19日が5度前後の冷え込みで、雪や雨が降りやすいと予想している。