「光る君へ」修羅場へのカウントダウンか…疑念渦巻く倫子に戦慄
第17回「うつろい」では視聴者をヒヤヒヤさせる倫子と道長のやりとりが。疫病患者のための救い小屋建設の資金繰りに悩んでいた道長を倫子は「私の財もお使いくださいませ」「思いのままに政を行ってください」と喜ばせた直後、すかさず「悲田院にお出ましになった時、どちらにお泊りになったの?」と“事情聴取”を開始。目を合わせず「内裏に戻って朝まで仕事をしておった」とうそぶく道長を笑顔でやり過ごしていたが、視聴者の間では「この流れでブッ込む倫子さまよ…」「事情聴取始まったよ」「倫子さまの飴からの鞭」「絶対信じてないよなw」「目が笑ってない」「只事ではないまなざし」とざわざわ。「嘘が下手だね道長」「バレバレなんですけど」と道長の詰めの甘さを指摘する声も多くあった。
まひろはのちに道長と倫子の娘である彰子(見上愛)に女房として出仕する展開となるが、道長の思い人がまひろであることを倫子が“突き止める”日は来るのか。さらに、ドラマ公式サイトの源明子の人物紹介に「のちに、まひろ(紫式部)の存在に鬱屈(うっくつ)がたまっていく」とあり、これが道長絡みであるとするなら、かつて道長の父・兼家(段田安則)を呪詛した明子の執念深さを考えるとかなりの修羅場となりそうだ。(石川友里恵)