松阪市粥見で観測史上最高39.7℃ 全国一番の暑さ 夜も熱帯夜 6日も猛烈な暑さ続く 三重県
5日は、三重県松阪市粥見で最高気温が観測史上最高の39.7℃を記録したほか、県内の気温観測点の半数以上で35度以上の猛暑日となりました。 県内では、これから6日の朝にかけても各地で熱帯夜となり、日中も猛烈な暑さが続くと予想されているため、適切に冷房を使用するなど熱中症対策を続けてください。 5日の三重県内は、太平洋高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ気温が上がりました。 特に松阪市粥見では、午後1時半ごろ最高気温が39.7度に達する危険な暑さとなり、気象台が1979年に観測を始めてから最も高くなりました。 松阪市粥見で39℃台を記録するのも初めてです。 また、津市と桑名市で37.6℃まで上昇したほか、伊勢市小俣で36.9℃、四日市市で36.8℃、亀山市、伊賀市上野、鳥羽市でも35℃以上となり、今年一番の暑さになりました。 この暑さの影響で、県内では午後3時半までに、今年になって一番多い16人が熱中症の疑いで救急搬送されました。 三重県では、これから6日の朝にかけても、各地で気温が25度を下回らない熱帯夜になると予想されているほか、6日も猛烈な暑さが続く見込みです。 熱中症の危険性が極めて高い気象状況が予測されることから、気象庁・環境省は6日に対しても三重県に「熱中症警戒アラート」を発表しました。 エアコンを適切に使用し、こまめに水分や塩分を補給するなど熱中症にならないよう対策をとってください。