プレーオフ進出を目指すヒューストン・テキサンズのC.J.ストラウドとインディアナポリス・コルツのマイケル・ピットマン（Getty Images）

NFLのレギュラーシーズンは、日本時間1月7日から第18週に突入する。9月から始まったレギュラーシーズンはいよいよ最終週で、プレーオフに向けた最後の戦いとなる。 【動画あり】【NFL】2024年スーパーボウルのハーフタイムショー出演者は誰？ 報酬・歴代出演者一覧 AFCは、プレーオフ進出枠が残り3つ。すでに10勝（6敗）しているバッファロー・ビルズは当確として、残りのイスを9勝（7敗）で並ぶヒューストン・テキサンズ、インディアナポリス・コルツ、ジャクソンビル・ジャガーズ、ピッツバーグ・スティーラーズの4チームで争う。 この4チームのうち、テキサンズ、コルツ、ジャガーズは他チームの結果に関係なくプレーオフに進める点でスティーラーズより有利だ。テキサンズ対コルツの直接対決対決は熱い戦いになりそうだ。 一方のNFCは、すでに6チームのプレーオフ出場が決まっており、残りの枠はわずか1つ。これを、8勝（8敗）のタンパベイ・バッカニアーズ、グリーンベイ・パッカーズ、シアトル・シーホークス、ニューオリンズ・セインツ、7勝（9敗）のミネソタ・バイキングス、アトランタ・ファルコンズで取り合う。 この中で有利なのが、勝利すればプレーオフが決まるバッカニアーズとパッカーズだ。バッカニアーズはカロライナ・パンサーズ、パッカーズもシカゴ・ベアーズとすでにプレーオフの目がなくなったチームとの対戦だ。 レギュラーシーズン1週を残して、スーパーボウルに進む可能性があるのは20チーム。これは2006シーズンと並ぶ数字で、過去41年間でも22チームに可能性が残っていた1982年シーズンに次ぐ数字だ。また、ここまで6点差以内の試合が109試合あり、チーム間の実力が拮抗していることを証明している。 NFLのレギュラーシーズン最終週は、14年連続で同地区対決のカードが組まれており、16試合すべてが見逃せない戦いとなっている。殿堂入り選手のトム・ランドリーがかつて「フットボールは素晴らしいゲームで、時折信じられないことが起きる」と言ったように、ファイナルウィークは最後の1秒まで目が離せない。